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水に関する用語集
                    

バイオフィルム(ばいおふぃるむ)

微生物は増殖しやすい環境を自ら作り出すために、体外に菌体外多糖類(EPS)を形成する。これをバイオフィルムという。バイオフィルムは数多くの微生物からなり、ぬめりおよびその内部は外部の影響を受けにくくなる。レジオネラ属菌もバイオフィルムを温床として増殖することが知られている。

ハイポ(はいぽ)
チオ硫酸ナトリウムの慣用名。水中の残留塩素を中和する薬品として、用いられる。

白水(はくすい)
亜鉛が混ざり白くにごった水。水配管が内側に亜鉛皮膜を引いた鉄管(白ガス管)である場合に、この水が出ることがある。 また、パルプ、製紙工業では、紙が水に分散したものを白水と呼んでいる

PAC(パック)
不純物を凝集沈降させる作用のある、著名な凝集剤の一つ。ポリ塩化アルミニウム(Poly Aluminum Chloride)の頭文字をとってパックと呼んでいる。浄水場等で多用されている。

半減期(はんげんき)
あるシステム(水系)における薬品などの濃度が時間とともに減少する場合に半分になるのに要する時間。冷却水系の場合、ブロー処理排水の量と系の保有水量により決まる。

pH(ぴーえいち)
水の酸性、アルカリ性の度合いを示す数値。水素イオン濃度の逆数の常用対数で表わす。7未満は酸性、7は中性、7より大きいとアルカリ性となる。水のトラブルを制御するため最も基本となり、かつ重要な因子である。尚、「ペーハー」はドイツ語読み。

BOD(ビーオーデー)
生物学的酸素要求量(Biological Oxygen Demand)の略。水中の有機物量を微生物分解時の酸素消費量で代用して表わす。排水の河川放流基準に採用されている。
 汚濁有機物量の指標として使われ、BODが低ければ河川は清澄、高ければ汚濁が進んでいると評価される。BODとCODは通例同じような傾向を示すことが多いが、たとえば微生物の生存できない水質ではBODは測定不能となるため、全く相関を失う。


BOD-SS負荷(びーおーでーえすえすふか)
排水処理で、一定時間内に単位量の汚泥(SS)に課せられるBOD量の事。 汚泥量の調整や処理設備能力の適否判断に利用される指標。単位はkg-BOD/kg-SS・日を用いる
PCR法(ぴーしーあーるほう)
Polymerase chain reaction,ポリメラーゼ連鎖反応の略。目的とする遺伝子の一部分を酵素反応によって短時間で大量に合成する遺伝子増幅法のこと。1985年に発表されて以来、世界中に広まり分子生物学や核酸工学等の発展に貢献をしたことで知られている。遺伝子の合成反応は温度変化によって制御されている。遺伝子検査法としての応用もかなり進んでおり、様々な細菌類やウイルスを迅速に検査する技術として広く用いられている。
富栄養化(ふえいようか)
湖沼や海などの水の有機物や塩類濃度が高まった状態。汚水や生活排水などの流入が原因となる場合が多く、生息する生物種が変わったり、死滅する原因となる。

深井戸(ふかいど)
大気圧よりも大きな圧力を受けている被圧地下水を取水する井戸のことで、深さは30mから数百mにも達する
復水(ふくすい)
ボイラ給水に用いるために回収(リサイクル)する蒸気凝縮水。復水は温度が高いので、回収により水とエネルギーを節約できる。

伏流水(ふくりゅうすい)
河底や河川敷の下を流れている水のこと。一般に砂礫層などのろ過作用により、水質が良いといわれている。これに対し、地表を流れている川などの水を表流水という。

物理洗浄(ぶつりせんじょう)
薬品などを用いた化学洗浄に対し、水系の水の入れ替え・デッキブラシによる洗浄・高圧ジェット洗浄といった薬品を用いない洗浄のこと。

プレフィルター(ぷれふぃるたー)
ゴミなどを取り除くため、ろ過装置などの前に設置する装置のこと。プレフィルター設置で、後に設置した装置寿命を延ばすことができる。

ブローオフ(ぶろーおふ)
ボイラ水や冷却水の濃度調節またはボイラ冷却水系の保守のため、ボイラ水や冷却水の一部または全部を排出すること。ボイラや冷却水の主要な日常管理項目の1つ。単に「ブロー」と略されることが多い

フロック(ふろっく)
浮遊物質が凝集作用で集合したもの。凝集剤などの作用により良質なフロックを形成できれば、沈降分離や脱水など後工程での処理が容易になる。

飽和指数(ほうわしすう)
炭酸カルシウム成分の飽和度を表わしたもので、指数がプラスに偏ればスケール傾向(過飽和)、マイナスの場合は腐食傾向(不飽和)と判定される。実測値(実際のpH)と理論値(炭酸カルシウムが飽和となる理論pH)との差で表現される。別名ランゲリア指数。



湧水(ゆうすい
地下水が地表に湧き出したもの。名水と呼ばれる水も多い。

遊水地(ゆうすいち)
河川沿いにある洪水を一旦貯留する役目をもつ池。調整池ともいわれる。古来からの治水の智恵。

よび水(よびみず)
ポンプやサイフォンなどをスムーズに起動させるために注ぎ込む水。転じて、物事のきっかけを作る意味で使われている。



冷水(れいすい)
冷たい水。海、湖などでは、周囲と比較して温度の低い水の部分。人工的には冷凍機などの熱源機器で作られる。水処理では腐食が一番問題になりやすい。
レジオネラ症(れじおねらしょう)
Legionella属細菌が原因となって引き起こされる、肺炎または熱性疾患のこと。 冷却水中での増殖、感染の他に、近年では温泉、温浴水での繁殖が問題となっている。